コンピュータとインターネット
コンピュータ(computer):自動計算機、とくに計算開始後は人手を介さずに計算終了まで動作する電子式汎用計算機のことで。歴史的経緯により「計算」の語が使われているが、実際の対象は数値計算に限らず、情報処理やコンピューティングと呼ばれる。現代ではパーソナルコンピュータからスーパーコンピュータなどを含めたディジタルコンピュータを指す場合が多い。また、今日においてはその派生が多種多様に存在し、大きい順にデスクトップ型、ラップトップ(ノート)型、タブレット型、スマホ型がある。
インターネット(internet):インターネット・プロトコル・スイートを使用し、複数のコンピュータで構成されたネットワークに相互接続した、グローバルなシステムである。ISDN、ADSL、光ファイバーや無線を含む幅広い通信技術により結合された、地域からグローバルまでの範囲を持つ、個人・公共・教育機関・商用・政府などの各ネットワークから構成されたインターナショナルな「ネットワークのネットワーク」であり、ウェブのハイパーテキスト文書やアプリケーション、電子メール、音声通信、静止画像、動的映像、ファイル共有のピア・トゥ・ピアなどを含む、広範な情報とサービスを運送している。
コンピュータの歴史をたどると紀元前まで飛ぶことも有りますが、今日のパソコンなどに直接つながる機械の始まりは1904年にフレミングによって開発された二極真空管式に始まる。動作原理は2進(IO、イチゼロ)数の連続で、電気のスイッチの on 状態と off 状態を区別して表現できる。一桁の2進数をビット(bit)と呼び、8ビットの組をバイト(byte)と呼ぶ。また、コンピュータが一度に処理できる単位をワード(WinXP以降64bit、Win2K以前32bit、Win95以前16bit)と呼ぶ。誕生当初は主に弾道計算などの戦争補助目的で開発され、やっと迎えた終戦の年1945年には初のプログラム内蔵式ノイマン型コンピュータが発表されます、やっと原型が見えましたね。
最初のパソコン(PersonalComputer)ALTAIR 8800が1975年に発表され、これに触発されたビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズはこぞって参入し、そして1984年ついに専門知識を有しない一般人でも視覚的に使えるMacintoshが発売されます。1985年にはWindowsも発売されますが、本格的に普及しだしたのは1992年のWindows3.1以降でした。なお日本では1979年に自動車電話(約7kg)、1985年に移動できる電話機(約3kg)ショルダーホンが、1987年にやっと携帯電話(約900g)と呼べるTZ-802が発売されます。
一方インターネットについては、1969年軍事用ネットワークARPANETが誕生します。紆余曲折?を経て1989年にWorldWideWeb(俗に言うホームページ)規格が策定され、今に通じる物となっています。電子メールもこれ以前の時点で使えていましたが、規格の問題などにより異なるネットワークへの通信はできませんでした。それがWWWと一緒にドメインが策定されたことで爆発的に普及し、Webページと一緒にインターネットサービスの双璧をなしています。現在世間を賑わせているSNSや動画サイトなどもこれらの延長線上の技術でしかありません。
今現在普及している最新のコンピュータとインターネットはスマホとLTE回線です、高いですよね月額五千から一万円。そしてこれから流行る次世代の端末装置はサングラスや腕時計などで通信できるウェアラブルデバイスです、これらはもうすぐそこまで来ています。SF映画のように光の幕を指でタッチすることも夢ではなくなりました、楽しみですね。
投稿者プロフィール
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